めたる

ちょっと近頃塞ぎ込みがちな気分だったので、なにか派手な音楽でも聞いて気分を盛り上げようかと・・・
ちょっとヘヴィメタのCDなど借りてきました。

いえ、最近なんとなくこのジャンルに興味が沸いてきていまして。
知人の愛好者の方に色々と教えていただき、とりあえずシンフォニックな感じで入門にもよさそうだと言うことで
Rhapsodyの「シンフォニー・オブ・エンチャンテッド・ランズ」というCDをTSUTAYAにて。

なんか物語調の音楽と言うことで、SHとも通じる所があるかと期待して聞いてみました。
話としてはレトロ調のRPGというか・・・洋ゲーみたいな感じですかね。
なんか勇者が国を救うためにいろいろ冒険して、伝説の剣を手に入れて、クリーチャーと戦うといった内容。
・・・個人的な感想としては、「ストーリー」という意味だとやはりSHの方が好みかな。

ただ、音楽としてはなかなかのもの・・・むしろ、好きな部類です。
ハードロックと言いながらも、クラシックやフォーク、（イタリアのバンドと言うことで）オペラ的な趣きも取り入れられた、
まさに「シンフォニック」といった感じの曲調。
曲の構成としても、なかなか悪くない。
「へヴィメタル」と聞くとギンギンとした派手な曲調ばかりをイメージしがちだったのですが、静かに抑えるべき所はきちんと抑えていて、バラード調の繊細なメロディラインなども秀逸。

先ほど「物語としてはあまり好みじゃない」みたいな言い方はしましたが、勇者がふと故郷の谷の自然を思い出す場面などには思わず引き込まれてしまったり。

うん、悪くない。

（以下余談）

でも、そんな調子の曲を聴いていたらふとSHの「Chronicle 2nd」を聞きたくなり、そのままの流れで突入。

あぁ、アルベルジュカッコいいよアルベルジュ。

ていうか、やっぱストーリー調で来られるのだったら・・・
どうも（主観的に）SHの前では霞んで見えてしまう感じ。

いや、あちらも曲としてはホント悪くない・・・むしろ素晴らしい部類ではあるのですが。

SHファンとしての盲目の方が勝ってしまった感じですね・・・やはり。
・・・我ながらとはいえ・・・信者ってホント手に負えないわ。
あはは。