終末に

つれつれ〜っと更新。
今日は4連発くらい

★狼と香辛料
1〜4巻を購読。
なるほど、いろいろなところで勧められてよい評判を聞いたのは伊達ではなく。
「良いラノベ」とはこのようなものを指すのだな、と感心。
色々と分析してみても面白いかもしれませんが、理屈臭い解析を施すのも無粋な思いがするので・・・
感心した部分だけを列挙すると。

・駆け引きの記述が巧い
主人公ロレンスが商人であるので、商売上の取引の場面などが繰り返し出てくるのですが
相手の顔色や様子などから虚言や心情を見抜き、また自らの本心を隠しつつ勝負をかける駆け引きの様子が、実に巧く記述されていると思います。
また、ヒロインであるホロとの日常的な会話でも巧妙な腹の探りあいや駆け引きが繰り広げられていて
こういう頭のいい会話は、実にいいですね。

・物語としても良く出来ており、軽快に読み進められる
文章がさっぱりとしていて読みやすいですね。
作者の方は物理学専攻だったとの事で、やはり理系的な文章の書き方なのか。
どうにも長文を書くとコッテリとしてしまいがちな私は憧れてしまいます。
また、どんでん返しの展開も実に巧いと言いますか
大きな山を越えて落ち着いたと、読者が一息ついたところで
更にぐいっ、と違う方向にドラマを展開させる脚本が実に素晴らしい。

・総じて、読者のツボを心得ている
やはり、何よりもこれに尽きますね。
読みやすい文章で、面白いドラマを展開させる
嫌味なく、頭のいい会話を繰り広げる
そして何よりも・・・
ロレンスとホロの、見ていてにやけて来るような
業界用語で言うところの、「キャッキャウフフ展開」
お前ら本当に仲良いな!と言う・・・ね。
やはり何だかんだ言ってその辺りが
ラノベ購読層のニーズと言えばそうなんでしょうね。
私も高みから偉そうなこと宣える立場ではないのですが。

やはり総評としては「実に良いラノベだった」と言うところで。
少々長くなってしまったので以下手短に

★牧場物語→ギャルゲ∨エロゲ
http://2log.blog9.fc2.com/blog-entry-1787.html

やはり最近の牧場物語シリーズは、概ねこんな見方をされているようです。
・・・まぁ私としてはそれはそれでも良いんですけどね〜
ただギャルゲ扱いで気安くプレイすると、タッチペン操作と毎日／＼の作業で悲鳴上げるよ?　とだけ。

★水銀燈は（ｒｙ
http://akiba.geocities.jp/el77w906/suigintouho.html
・・・盗んでいったの銀ちゃんじゃないじゃん
や
真
下
な
（「やっぱり　真紅は　外道だ　な」の略）

★新しく
http://takaching.blog.shinobi.jp/
ふと、思いついて作ったブログ
本当は晒さずにある程度秘密にしておこうかとも思っていたのですが
最近、隠す意味がなくなったことに気づいたので。
逐次更新なので、頻度的には高いかと思います。